[ハムスター]雲梯(うんてい)するのはどんなとき?可愛いけれど思わぬ危険も?
ハムスターを飼っているとケージによじ登り雲梯(うんてい)をしていることがあります。
普段あまり見られないような間抜けな顔やしぐさが見れて可愛いと思うかもしれませんが、うんていは実は危険な行為です。
ハムスターがうんていをするのには様々な理由があるので、それを理解したうえでハムスターにうんていをさせないようにすることが大切です。
うんていはどんなときにするの?
ハムスターがうんていをするのは主に以下のときです。
餌が欲しいとき
最もありがちなのが餌を欲しているときです。
筆者もハムスターを飼っているので分かるのですが、特にヒマ種などハムスターが大好物なおやつを用意すると巣箱から出てきてケージにかじりつきそのまま登ってきます。
ハムスターは食欲旺盛で嗅覚も敏感なため、匂いだけでつられてやってきてしまうわけですね。
運動不足のとき
うんていをする理由のもう一つに運動不足が上げられます。
ハムスターは1日に10キロぐらい走り回る動物で、体を動かさないと病気になってしまいますが、狭いケージの中では自由に動き回れません。
そのため勢い余ってケージを上ってしまったり、外に出たがったりしてしまいます。
適度に散歩させることは良いことなので、運動不足だと思える場合は散歩させることも忘れずに!
ストレスが溜まっているとき
ただうんていするだけでなく、ケージを齧っているときはストレスが溜まっている可能性も考えられます。
ストレスをため込むとうんていによる直接の危険以外にも病気になる可能性もあるので根本的な改善が必要です。
ストレスが溜まっているかどうかの判断や、対処法は下記に纏めているので是非ご覧ください。
うんていはこんなに危険!
うんていは見ていて可愛い!と思えますがそれだけで終わってしまっては非常に危険です。以下のような危険があるので見かけたら対策を立てましょう。
ケージに手足が挟まる
ケージのスキマは本来ハムスターが登る事を想定して作られている訳ではないので手足が挟まる危険があります。
変な体勢で挟まったまま動けなくなり、見つけたときには数時間経っていたなんてことも・・・。
酷い場合は鬱血や骨折を起こし切断しなければならなくなる大事故につながることもあるので、様子がおかしい、鳴き声が聞こえるなどの異変を感じたらすぐにチェックしましょう。
落下の恐れ
ハムスターの中には登るのは好きでも降りるのが苦手な子が結構います。
高いところに上って掴まったはいいけど降りられない・・・そうなるとずっと掴まったままになりますが体力には限りがあり、いずれ落下してしまいます。
ハムスターは野生では砂地や穴の中で暮らすため落下に耐えられる体のつくりではありません。
僅か10cm前後の高さなのに落ちたら骨折しちゃった、死んでしまったという話もよくあるので、ちょっとした管理不足が後悔につながることを決して忘れてはいけません。
うんてい防止
うんていの危険性が分かったところで具体的なうんてい防止の方法を見て行きましょう。
安全なケージに変えよう
一番簡単なのはケージを変えてしまうことです。
ケージに金網があり登れるからダメなのです。なので金網を使わないケージを選べばまず登る事はありません。
かといって水槽などを選んでしまうと気流がなくなり酸素の状態が悪くなるので通気性が良くかつ金網がない造りのケージを選ぶようにしましょう。
具体的には以下の二つのケージがおすすめです。
POBO ハムスターケージ
POBOハムスターケージはプラスチック製で水槽のように全体を覆った作りですが、見て分かる通り通気性が良く回し車や給水ボトルを設置可能で全体的に透明なのでどの角度からでもハムスターを確認することができます。
見た目がシンプルかつカッコいいだけでなく組み立て式で洗うときは簡単にばらせるためメンテナンスが簡単な点も非常にGOOD!
アイリスオーヤマ ハムスターケージ
2階建ての非常におしゃれなケージでコスパも良くてアマゾンでの売り上げもTOPレベルです。
左右が金網のため危ないのではと思われますが、金網をよく見てください。よくある横しまではなく縦しまなのでハムスターがどう頑張っても登ることができません。
ケージに回し車とおうちもついているのでこれ1つあれば他に買わなくてよい点も嬉しいです!
適度な運動を
ケージを良くしても運動不足でうんていをしていた場合は根本的な原因解決にはなっておらず、むしろ運動を妨げることになるので一層病気になりやすくなります。
適度にケージから出して歩かせたり回し車を設置して運動不足にならない様に注意を払いましょう。
まとめ
今回はハムスターがうんていをする原因と対策方法をご紹介しました。
うんていは非常に可愛く、ずっと見て居たくなりますが大変危険な行為です。
見かけたらすぐにやめるように対策を練りましょう。
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