うさぎにりんごを与えても大丈夫?量に気を付けて与えよう!
うさぎは草、野菜、果物などの植物を好んで食べる草食動物です。
りんごを与えるとかなり食いつきがよく、あっという間に平らげてしまいますが本当に与えて良いの?と不安になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんな疑問にこたえるべく、うさぎに与えるりんごの成分の影響を書いていきます。
成分的には問題なし
りんごの果実に含まれる成分で、ウサギに対して特に有害になるものはありません。
しかし、与える際に気を付けることはあるのでその点を詳しく書いていきます。
糖質が多いので注意
りんごは甘みが強く、糖分を多く含んでいます。
含有量はりんごの重さの約10%と言われ、100gのリンゴなら10g前後は糖質と言えます。
また、うさぎは牧草、ニンジンなどを主食としており、糖質は成長には使用しません。
そのためあげ続けると過剰摂取になってしまい、糖尿病や肥満などの病気につながってしまいます。
体に悪いわけではない
糖質を取りすぎると悪いとか来ましたが、少量を日をあけて与える分には全く問題ありません。
食いつきがよく、うさぎにとっても美味しい食べ物であることに変わりはないので、コミュニケーションを取りたい時には少量与えて問題ありません。
種や葉は絶対にNG
りんごの種や葉には青酸配糖体と呼ばれる物質が含まれており、これが体内に入るとシアン化物に変わります。
シアン化物はかなりの毒で量によっては人間も死ぬレベルなのでうさぎも同様、体調不良を引き起こしかねません。絶対に与えないようにしましょう。
りんごの与え方
りんごはうさぎの好物と言っても良いほどで、あげるだけでも喜びかなり懐いてくれます。
ペットとしてうさぎを飼ってるなら、ペットの喜ぶ姿は見たいですよね!
次は上げすぎて癖にならないようにしつつもしっかりと与える方法をご紹介します。
メインはペレット
うさぎの体の事を考慮すると、バランスを考えて作られているペレットを主食として与えるに越したことはありません。
1日で体重の15%程の量のペレットを与えるようにしましょう。
しかしペレットは味が良くないのか、なかなか食いつきが悪いこともあります。
そんな時にこそりんごの出番です!
体重の5%程を目安に
りんごは多すぎると病気になりかねませんが、少量であれば問題ありません。
500gなら25g程、一口サイズに刻んで与えましょう。
うさぎも甘いものが好きなのか、かなり食いつきが良いのでペレットに混ぜて与えるとしっかりとペレットも食べてくれて栄養バランスを取れるので良い方法です。
上げる頻度は少なめに
あまりにりんごを与えすぎるとペレットを食べなくなってしまうので注意が必要です。
単独であげるなら数日に1回程度、ペレットに混ぜるにしても上記の分量を守って与えるようにしましょう。
おすすめの商品
GEXからうさぎ専用のりんごが商品として出ています。
生の果実を与えても良いのですが、こちらは乾燥している分保存も効き、糖質も控えめになっていて安価なのでおすすめです。
香りがそのままなので食いつきも生の果実に引けを取りません!
まとめ
今回はうさぎにりんごを与える事に関する記事になりました。
上げすぎに注意しつつも、量を守って与えていくことでより良いコミュニケーションを築いていきましょう!
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